2025年5月20日に第3回 特定技能制度及び育成就労制度の基本方針及び分野別運用方針に関する有識者会議が開催されました。
https://www.moj.go.jp/isa/03_00134.html

厚生労働省のサイトでは2025年2月27日に第3回が開催された情報がありますが・・・
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50156.html

今回は法務省での公表資料について見ていきたいと思います。

現時点での制度改正に向けてのスケジュールイメージです。
2025年度中は引き続いて有識者会議と専門家会議が行われ、12月に分野別運用方針が決定となる見込みです。
その後、上乗せ告示のためのパブリックコメントが実施される予定が公表されています。

特定技能制度と育成就労制度の結びつきも少しずつ明確化してきました。
現在、特定技能制度は16分野での受入れが可能ですが2025年12月の閣議決定に向けて【リネンサプライ分野・物流倉庫分野・資源循環分野】の追加について報道がありました。この追加により現時点では特定技能制度が19分野、育成就労制度が自動車運送分野と航空分野を除く17分野で調整が行われています。

3分野追加に合わせて既存分野についても新たな業務区分追加の動きがあるようです。
工業製品製造分野
・電線、ケーブル製造
・プレハブ製造
・家具製造
・定型耐火物製造
・不定形耐火物製造
・生コンクリート製造
・ゴム製品製造
・かばん製造
自動車整備
・車体整備
航空
・空港グランドハンドリング

飲食料品製造
・水産加工業

この業務区分追加の動きは継続して行われていくようです。
また転職や転籍も同業務区分内に限定されていく見込みです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です